日立東大ラボの取組みを紹介する英文パンフレットを公開中です。

日立製作所がイギリスの経済誌 The Economist ウェブサイト内に設けた特設サイトにおいて、日立東大ラボの取り組みを紹介するパンフレット ‘Realizing Society 5.0 through “Habitat Innovation”‘が公開されています。
(2019年3月までの期間限定)

特設サイトへ

パンフレットのダウンロードはこちら

 

書籍「Society(ソサエティ)5.0 人間中心の超スマート社会」を日本経済新聞出版社より出版しました。

【情報】

日立東大ラボ 編著 『Society(ソサエティ)5.0 人間中心の超スマート社会』
日本経済新聞出版社
発売日:2018年10月26日
ISBN:978-4-532-35788-7
並製/四六判/312ページ

出版社の紹介ページへ

【目次】

はじめに

第1章 〝Society 5.0〟とは
1-1〝Society 5.0〟へのアプローチ
1-2 サイバー空間とフィジカル空間の融合
1-3 知識集約型社会
1-4 データ駆動型社会
1-5 〝Industry 4.0〟と〝Society 5.0〟

第2章 居住からの変革「ハビタット・イノベーション」
2-1 日本が直面する社会課題
2-2 ハビタット・イノベーションのフレームワーク
2-3 主要社会課題に対するハビタット・イノベーションのフレームワークの適用

第3章 スマートシティから〝Society 5.0〟へ
3-1 スマートシティとは
3-2 エネルギーマネジメントのスマート化
3-3 日本のスマートコミュニティ・スマートシティ
3-4 サステイナブルな都市とスマートシティ
3-5 市民主導のスマートシティから〝Society 5.0〟へ

第4章 都市のデータ化とサービスの連携
4-1 都市情報連携のめざすもの
4-2 都市システムの共生:共生自律分散システム
4-3 個人情報の保護:秘匿分析技術
4-4 幸福感の計測:IoTからIoH(Human)へ

第5章 社会課題解決への産学協創アプローチ
5-1 〝Society 5.0〟で都市はどう変わるか
5-2 人生100年時代を支えるハビタット環境をつくる
5-3 脱炭素社会とエネルギー × ライフのマネジメント
5-4 地域創生とデータ駆動型プランニング

第6章 貨幣価値社会から非貨幣価値社会へ
6-1 データ駆動型社会と非貨幣価値社会
6-2 〝Society 5.0〟におけるデジタルプラットフォーム
6-3 データ駆動型社会におけるキャッシュの役割
6-4 私有から共有へ――資本主義のその先にある豊かさ
6-5 〝Society 5.0〟と〝Human Co-becoming〟

第7章 対談 「知」の協創により豊かな未来社会を拓く
――社会変革を牽引するイノベーションエコシステムの構築
五神真 東京大学総長/中西宏明 日立製作所取締役会長

第8章 課題と展望
8-1 幸福への課題:個と社会の調和に向けて
8-2 〝Society 5.0〟の意義と展望

おわりに

日立東大ラボの取組みについての動画を公開しました。

10/18(木)Hitachi Social Innovation Forum(於・東京国際フォーラム)で開催されたセミナー「日立東大ラボによるSociety 5.0の実現に向けたハビタット・イノベーション」において、日立東大ラボの取組みを紹介しました。

1. 日立東大ラボがめざす Society 5.0 の都市ビジョン
2. まちづくりへのデータ活用事例 (松山市の取り組み)
出口 敦  東京大学大学院 新領域創成科学研究科 教授(日立東大ラボ長)
古谷 純  株式会社 日立製作所 研究開発グループ 東京社会イノベーション協創センタ

紹介動画はこちら

日立東大ラボ・産学協創フォーラム 「Society 5.0の実現に向けたハビタット・イノベーション」を開催しました。


【プログラム】
1. 開会挨拶

鈴木 教洋      日立製作所 執行役常務 CTO 兼研究開発グループ長

2. 招待講演

「Society 5.0実現へ向けた課題と社会イノベーション」

紺野 登      多摩大学大学院 教授

3. ビデオ講演

「Activity of World Economic Forum Center for the Fourth Industrial Revolution」

Sheila Warren, Head of Blockchain and Distributed Ledger Technology(世界経済フォーラム)

Anne Toth, Head of Data Policy(世界経済フォーラム)

4. 展望と取組
4.1「日立東大ラボがめざすSociety 5.0の都市ビジョン」

出口 敦           東京大学 大学院新領域創成科学研究科 教授(日立東大ラボ長)

鮫嶋 茂稔        日立製作所 テクノロジーイノベーションセンタ 副統括本部長

4.2「脱炭素社会に向けた都市エネルギー・ライフマネジメント」

赤司 泰義         東京大学 大学院工学系研究科建築学専攻 教授

吉本 尚起         日立製作所 基礎研究センタ 主任研究員

4.3「人生100年時代の多様な生き方を支える都市環境」

大方 潤一郎      東京大学 高齢社会総合研究機構長/大学院工学系研究科都市工学専攻 教授

牧 敦              日立製作所 基礎研究センタ 主管研究員

4.4「地域創生のためのデータ駆動型プランニング」

羽藤 英二        東京大学 大学院工学系研究科社会基盤学専攻 教授

古谷 純           日立製作所 東京社会イノベーション協創センタ 主管デザイナ

4.5 「Society 5.0実現のためのデータ連携プラットフォーム」

柴崎 亮介       東京大学 空間情報科学研究センター 教授

川村 俊二       日立製作所 システムイノベーションセンタ リーダ主任研究員

5. パネルディスカッション
「データ駆動型社会における都市と居住のイノベーション」

○コーディネーター:

出口 敦

松岡 秀行  日立製作所 基礎研究センタ 主管研究長(日立東大ラボ長)

○パネリスト: (五十音順)

太田 直樹   New Stories代表

甲斐 隆嗣  日立製作所 社会イノベーション推進本部 本部長

鹿志村 香  日立アプライアンス 取締役

唐沢 かおり   東京大学 大学院人文社会系研究科社会文化研究専攻 教授

矢野 和男       日立製作所 フェロー

渡辺 努          東京大学 大学院経済学研究科経済専攻 教授

6. 閉会挨拶

吉村 忍          東京大学 副学長

【開催趣旨】
日立東大ラボでは、企業の持つ技術開発力と大学の持つ知の力を組み合わせた研究開発を通じ、居住からの変革= “ハビタット・イノベーション” によるSociety 5.0 のビジョンの検討、実現に向けた理論や方法についての研究、および関連技術の開発を進めております。
日立東大ラボで得られた知見に基づくSociety 5.0のビジョン、技術開発の考え方、現代の都市が抱える課題解決に向けた新たな取組みを紹介すると共に、産学官の連携や工学、人文科学、社会科学の知見を合わせた産学協創の可能性を議論したいと考え、本フォーラムを開催いたしました。

日立東大ラボ・産学協創フォーラム 「Society5.0を支える電力システムの実現に向けて」を開催しました。

【提言書/Proposal】
「Society5.0を支える電力システムの実現に向けて」 第1版(日本語)
「Toward Realizing Electricity Systems to Support Society 5.0」 Ver.1(英語)


【日時】 2018年4月18日(水) 13:00~17:00
【場所】 東京大学本郷キャンパス 伊藤謝恩ホール 伊藤国際学術研究センター(B2F)
【主催】 日立東大ラボ
【プログラム】※所属及び役職は、開催当時のものです。
ファシリテータ:
吉村 忍  東京大学 副学長,大学院工学系研究科 教授
松岡 秀行 日立製作所 基礎研究センタ 主管研究長

Ⅰ.開会挨拶
小関 敏彦 東京大学 理事・副学長
中西 宏明 日立製作所 取締役会長 執行役
Ⅱ.特別講演
Dr. Konstantin Staschus, CIGRE SC C1 Chairman (元ENTSO-E事務局長)
“Technical and Institutional Solutions for the European Transmission and
Distribution Systems in the Energy Transition Towards Renewable Energy”

Ⅲ.日立東大ラボからの提言
(1) 「Society5.0とそれを支える将来のエネルギーシステムの全体像」
吉村 忍  東京大学 副学長,大学院工学系研究科 教授
(2) 「多様化するエネルギーの価値とそれを活用した地域社会の姿」
荻本 和彦 東京大学 生産技術研究所 特任教授
佐藤 康生 日立製作所 研究開発グループ エネルギーマネジメント部 部長
(3) 「将来の電力システムにおける基幹システムの役割と変革」
横山 明彦 東京大学 大学院新領域創成科学研究科 教授
渡辺 雅浩 日立製作所 研究開発グループ エネルギーイノベーションセンタ 主管研究員
(4) 「挑戦と変革を実現する制度・政策」
大橋 弘  東京大学 大学院経済学研究科 教授
中沢 健二 日立製作所 電力ビジネスユニット 経営企画部 部長代理
Ⅳ.パネルディスカッション 「Society5.0におけるエネルギーシステムのビジョンとゴール」
モデレーター:
吉村 忍  東京大学 副学長,大学院工学系研究科 教授
森田 歩  日立製作所 研究開発グループ エネルギーイノベーションセンタ センタ長
パネリスト:
秋田 調  電力中央研究所 専務理事
大橋 弘  東京大学 大学院経済学研究科 教授
中上 英俊 住環境計画研究所 代表取締役会長
中出 博康 三井不動産 ビルディング本部 環境・エネルギー事業部長
曳野 潔  資源エネルギー庁 電力・ガス事業部 電力基盤整備課長
山田 竜也 日立製作所 電力・エネルギー業務統括本部
次世代エネルギー協創推進本部 担当本部長
横山 明彦 東京大学 大学院新領域創成科学研究科 教授
Ⅴ.閉会挨拶
鈴木 教洋 日立製作所 執行役常務 CTO 兼研究開発グループ長

【開催概要】
東京大学と日立製作所は、Society 5.0の実現に向けてビジョンを創生し、イノベーションを創出するために、2016年6月に東京大学内に「日立東大ラボ」を設置し、その研究テーマの一つとして超スマート社会におけるデータ駆動型社会を支えるエネルギーシステム、特に電力システムについて検討してきた。本フォーラムは、今般取りまとめた提言の内容をご紹介するとともに、関係者の皆さまとの議論を通じて問題意識を共有することを目的として開催した。

国立大学法人東京大学(総長:五神 真)と株式会社日立製作所(執行役社長兼CEO:東原 敏昭)は、「日立東大ラボ」を、東京大学内に設置しました。

国立大学法人東京大学(総長:五神 真)と株式会社日立製作所(執行役社長兼CEO:東原 敏昭)は、「日立東大ラボ」を、東京大学内に設置しました。

(※写真は五神東京大学総長(左)、中西日立製作所会長(右)、撮影は2016年8月3日の開所式のもの)
http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2016/06/0620.html