Subject of Research
研究テーマ

分野:ハビタットPhase2(2020-2022)

WG2 実装プロセス

スマートシティ実装プロセス

現在、世界中のさまざまな都市でスマートシティの実装が進められている。そのスマートシティのあり様は、それぞれの社会背景に応じて多様である。例えば、エネルギーの効率的な利用を促すもの、都市サービスの無人化・AI化により効率性・網羅性を高めるもの、などなど。 それでは、来るべきSociety 5.0にふさわしいスマートシティのあり様は一体どのようなものであろうか。日立東大ラボでは、2017年から2019年のPhase 1においてSociety 5.0型スマートシティのキーコンセプトである、「人間中心」「価値創造型」「サイバー空間とフィジカル空間の高度な融合」「データ駆動型都市計画」「共生自律分散都市」などについて議論を深めてきた。

本サブワーキングのテーマは、これらのキーコンセプトを適切に取り入れたSociety 5.0型のスマートシティを実現するためのプロセスをデザインすることである。そのために、めざすべきSociety 5.0型都市像・スマートシティ像を想定し、バックキャスティング的に現在からのプロセスを検討していく方法をとる。得られた成果は、現場の実務者の方々をはじめとし、広く関係者へ向けて発信し共有していきたい。