Subject of Research
研究テーマ

分野:ハビタットPhase2(2020-2022)

WG1 5つのキーファクター

リビングラボ

柏の葉ではこれまでディベロッパーを中心とした公民学の高度な連携によるまちづくりが展開されてきた。また2019年より「エネルギー」、「モビリティ」、「パブリックスペース」、「ウェルネス」をキーワードに据えたスマートシティ実現に向けた取り組みが進められており、これらの取り組みを介して集まるデータを横断的に利活用しより良いサービスを生み出すための「データプラットフォーム」の構築に取り組んでいる。

しかし公民学の先進的取り組みが進む一方で、そこに暮らす住民が参画し共創する場が不足していたことから、改めて住民を含めた多様なステークホルダーによる都市のオープンイノベーションのあり方と場の作り方、持続的な運営手法を整理する重要性が浮き彫りとなっている。 本取組は、中でもスマートシティの基盤となるデータプラットフォームに着目し、人間中心のデータ活用・サービス創出を実現するための市民参加手法をフィールドでの実践を通して構築する。柏の葉スマートシティで立ち上げが進行する、市民との共創拠点(リビングラボ)に参画しながら、地域に根差した社会実装を実現させる。