エネルギー・プロジェクトの活動紹介動画「カーボンニュートラル社会へのシナリオ」を公開しました。

このたび、日立東大ラボではエネルギー・プロジェクトの活動を「カーボンニュートラル社会へのシナリオ」としてまとめました。電力システムの「評価シミュレーション」、身の回りの機器を活用した「協調制御プラットフォーム」、消費活動の変化を促す「CO2の見える化」についてご紹介しております。

【日立東大ラボ エネルギー・プロジェクト カーボンニュートラル社会へのシナリオ】

日立東大ラボ・産学協創フォーラム「『第4回 Society 5.0を支えるエネルギーシステムの実現に向けて』 全員参加で考える持続可能なカーボンニュートラル社会の実現」を開催しました。

日立東大ラボ・産学協創フォーラム
「第4回 Society 5.0を支えるエネルギーシステムの実現に向けて」
全員参加で考える持続可能なカーボンニュートラル社会の実現

日立東大ラボでは、これまで提言「Society 5.0を支えるエネルギーシステムの実現に向けて」を第3版まで発刊し、全国に拡張する基幹エネルギーシステムと地域の分散エネルギーリソースの協調メカニズムの必要性と、協調メカニズムを支えるためのオープンなデータ公開と検証可能なプラットフォームの必要性、さらにカーボンニュートラル社会の実現には従来のエネルギーセクター中心の施策に留まらない社会全体の参画が不可避であることを述べてきました。世界規模で進むカーボンニュートラル社会の挑戦は、地球温暖化を抑制した持続可能でレジリエントな社会を構築するとともに、エネルギー転換に伴う社会負担や産業国際競争力の堅持、豊かな生活水準の構築といった将来の日本の国家像に大きな影響を与えます。第4回の産学協創フォーラムでは、2050年のカーボンニュートラル社会の実現に向けたエネルギーシステムについて定量的に分析し、バックキャスティングに基づいた制度・政策の検証とエネルギーコストの社会負担について掘り下げます。また、エネルギー転換が地域社会や生活に対してどのような変化を与えるのか、具体的な事例を示すとともに、複雑に交錯する課題を包括的に分析・評価して解決の議論を進めるための社会評価システムについて議論を深めます。

本フォーラムは終了いたしました。
多数の皆さまのご視聴をいただき、どうもありがとうございました。

報告資料は本ページ内プログラムの各タイトルからご覧いただけます。

提言書「Society 5.0を支えるエネルギーシステムの実現に向けて」(第4版)(日本語)

提言書「Society 5.0を支えるエネルギーシステムの実現に向けて」(第4版)(日本語)

Proposal「Toward Realizing Energy Systems to Support Society 5.0」(Ver.4)(英語)

フォーラム・リーフレット
[PDF]

フォーラムに関するご質問・お問合せ先
日立東大ラボ エネルギー・フォーラム事務局:
20211201forum [at] ht-lab.ducr.u-tokyo.ac.jp

開催概要
日立東大ラボ・産学協創フォーラム
「第4回 Society 5.0を支えるエネルギーシステムの実現に向けて」
全員参加で考える持続可能なカーボンニュートラル社会の実現

【日時】2021年12月1日(水)13:00 – 17:55
【開催方法】オンライン
【主催】日立東大ラボ

プログラム  フライヤー(PDF)
※プログラムは、予告なく変更される場合がございます。

ファシリテータ
吉村 忍(東京大学 副学長・日立東大ラボ長)
松岡 秀行(日立製作所 研究開発グループ 基礎研究センタ 主管研究長・日立東大ラボ長)

1. 開会挨拶
藤井 輝夫(東京大学 総長)
東原 敏昭(日立製作所 代表執行役 執行役会長兼CEO)

2. 基調講演
グローバル・コモンズの責任ある管理とエネルギーシステム
石井 菜穂子(東京大学 理事・未来ビジョン研究センター 教授)
Achieving a net zero economy in Japan and across the world
Lord J. Adair Turner(Chairman, Energy Transitions Commission)

3. カーボンニュートラル社会への日立東大ラボの取組みと提言概要
吉村 忍(東京大学 副学長)
鈴木 朋子(日立製作所 研究開発グループ 技師長)

4. 日立東大ラボからの報告
カーボンニュートラル社会のエネルギーシステム
カーボンニュートラル社会に向けたエネルギー基幹システムのS+3E
横山 明彦(東京大学 大学院工学系研究科 教授)
カーボンニュートラル社会におけるエネルギー基幹システムの技術イノベーション
小野田 学(日立製作所 エネルギー業務統括本部 経営戦略本部 主任)
持続可能な社会・産業とカーボンニュートラルを協調させる制度・政策
大橋 弘(東京大学 公共政策大学院 教授 院長・大学院経済学研究科 教授)

自分ごとで考えるカーボンニュートラル社会:めざす市民生活・社会変革の方向性
2050年への公正な社会技術転換のためのトランジション・シナリオ
城山 英明(東京大学 大学院法学政治学研究科 教授)
エネルギーデジタル化で実現する持続可能な地域社会
荻本 和彦(東京大学 生産技術研究所 特任教授)
持続可能な社会に求められる循環型社会
伊藤 智道(日立製作所 研究開発グループ 脱炭素エネルギーイノベーションセンタ
環境システム研究部 研究主幹)

<休憩>

5. パネルディスカッション
第一部:「2050年カーボンニュートラル社会に向けた日本の国際的役割」
カーボンニュートラル社会の実現には、社会全体が取り組むためのシステム構築と、さまざまな協調が必要となる。2050年カーボンニュートラル社会は日本だけがゴールするわけではなく、世界全体で推し進めることが重要となる。カーボンニュートラル社会の実現のために日本が果たすべき国際的役割は何か、またその推進のためのイノベーションや人材育成はどうあるべきか、議論を深めたい。

モデレータ:
吉村 忍(東京大学 副学長)
馬場 淳史(日立製作所 脱炭素エネルギーイノベーションセンタ センタ長)
パネリスト(敬称略):
小川 要(資源エネルギー庁 電力・ガス事業部 電力基盤整備課長 )
奥田 久栄(株式会社JERA 取締役副社長執行役員 経営企画本部長 )
西山 大輔(株式会社三菱UFJ銀行 サステナブルビジネス部長)
髙村 ゆかり(東京大学 未来ビジョン研究センター 教授
楠見 尚弘(日立ヨーロッパ リサーチディレクター)

第二部:「カーボンニュートラル社会へのトランジションと産業・エネルギー・地域の挑戦」
2021年は国際的な気候変動への取り組み、そして日本政府のカーボンニュートラル目標の発表を背景として、日本の産業における脱炭素化への動きが大きく加速した一年であった。本セッションでは、日立東大ラボで検討を進める「トランジション・シナリオ」における知見をもとに、主要なドメインにおけるリーダーをお招きし、カーボンニュートラル社会への転換の中でいかなる課題が生じており、それをどのようにして乗り越え、機会とすることができるかについて議論する。

モデレータ:
城山 英明(東京大学 大学院法学政治学研究科 教授)
鈴木 朋子(日立製作所 研究開発グループ 技師長)
パネリスト(敬称略):
平田 禎治(日産自動車株式会社 常務執行役員 車両生産技術開発本部)
小野 透(日鉄総研株式会社 常務取締役)
森 真樹 (ローカルエナジー株式会社 専務取締役
江守 正多(国立環境研究所 地球システム領域 副領域長)

6. 閉会挨拶
鈴木 教洋(日立製作所 執行役常務 CTO)
相原 博昭(東京大学 理事・副学長)

提言書(英語版)「Toward Realizing Energy Systems to Support Society 5.0」(Ver. 3)を公開しました。

提言書「Toward Realizing Energy Systems to Support Society 5.0」(Ver. 3)(英語版)を下記ページにて公開いたしました。

https://www.ht-lab.ducr.u-tokyo.ac.jp/2021/01/18/news22/

「日立評論」にエネルギーフォーラム(2021年1月開催)の紹介記事が掲載されました。

「日立評論」2021 vol.103 No.2に、2021年1月18日に開催いたしました日立東大ラボ・産学協創フォーラム「『Society 5.0を支えるエネルギーシステムの実現に向けて』(第3回)~2050年カーボンニュートラルに向けたエネルギーシステムおよび社会技術シナリオの構築による価値創造~」の紹介記事が掲載されました。

「日立評論」2021 vol.103 No.2
https://www.hitachihyoron.com/jp/archive/2020s/2021/02/index.html

COVER STORY:Activities 2
日立東大ラボ 産学協創フォーラム 第3回
Society 5.0を支えるエネルギーシステムの実現に向けて
2050年カーボンニュートラルに向けたエネルギーシステムおよび社会技術シナリオの構築による価値創造
https://www.hitachihyoron.com/jp/archive/2020s/2021/02/activities2/index.html

「アド・スタディーズ」にエネルギープロジェクトについてのインタビューが掲載されました。

公益財団法人 吉田秀雄記念事業財団から発行されている研究広報誌「アド・スタディーズ」Vol.75(3月25日号)に日立東大ラボ・エネルギープロジェクトについてのインタビュー「スマート社会におけるエネルギービジョン。新たな産学連携とは」が掲載されました。

「アド・スタディーズ」Vol.75(3月25日号)
http://www.yhmf.jp/activity/adstudies/75.html

「スマート社会におけるエネルギービジョン。新たな産学連携とは」
http://www.yhmf.jp/pdf/activity/adstudies/vol_75_01_02.pdf

記事タイトル:「スマート社会におけるエネルギービジョン。新たな産学連携とは」
出席者:
吉村 忍  東京大学副学長・大学院工学系研究科教授/日立東大ラボ長
松岡 秀行 (株)日立製作所研究開発グループ主管研究長/日立東大ラボ長
吉本 尚起 (株)日立製作所研究開発グループシステムイノベーションセンタ 社会システム研究部主任研究員

提言書「Society 5.0を支えるエネルギーシステムの実現に向けて」(第3版)を公開しました。

提言書「Society 5.0を支えるエネルギーシステムの実現に向けて」(第3版)(日本語版)を下記ページにて公開いたしました。

https://www.ht-lab.ducr.u-tokyo.ac.jp/2021/01/18/news22/

英語版は後日公開の予定です。

「日立東大ラボ:持続可能な社会の転換に向けたトランジション研究ワークショップ」を開催します。

東京大学未来ビジョン研究センターと日立東大ラボ(エネルギープロジェクト・WG3)の共催で、2021年3月18日(木)に「持続可能な社会の転換に向けたトランジション研究ワークショップ」を開催いたします。

【概要】
日程:2021年03月18日(木)
時間:13:00-17:00
会場:オンライン開催(Zoomウェビナー)
主催:東京大学未来ビジョン研究センター、日立東大ラボ(WG3)
言語:日本語
定員:300名
参加申込:要事前申込。定員に達し次第、受付を終了します。

【ウェブサイト】
https://ifi.u-tokyo.ac.jp/event/9130/

参加を希望される方は、上記ウェブサイトよりお申込みください。

皆さまのご参加を心よりお待ち申し上げております。

日立東大ラボ・産学協創フォーラム 「Society 5.0を支えるエネルギーシステムの実現に向けて」(第3回) の報告スライドおよび動画を公開しました。

日立東大ラボ・産学協創フォーラム 「Society 5.0を支えるエネルギーシステムの実現に向けて」(第3回) の発表スライドおよび動画を下記ページで公開しました。

https://www.ht-lab.ducr.u-tokyo.ac.jp/2021/01/18/news22/

動画は5カ月間の限定公開の予定です。

日立東大ラボ・産学協創フォーラム 「Society 5.0を支えるエネルギーシステムの実現に向けて」(第3回) を開催しました。

日立東大ラボ 産学協創フォーラム
「第3回Society 5.0を支えるエネルギーシステムの実現に向けて」

~2050年カーボンニュートラルに向けた
エネルギーシステムおよび社会技術シナリオの構築による価値創造~
日立東大ラボではこれまで基幹システムと地域社会が協調する電力エネルギーシステムを検討してきました。
今回は「2050年カーボンニュートラル」に向けたSociety 5.0社会における地域社会、産業構造の協調に関する成果を紹介するとともに、電力システムに留まらない社会技術シナリオ策定の試みを共有し、エネルギーを取り巻く価値創造への議論を深めます。

本フォーラムは終了いたしました。
多数の皆さまのご視聴をいただき、どうもありがとうございました。

提言書「Society 5.0を支えるエネルギーシステムの実現に向けて」(第3版)(日本語)

提言書「Society 5.0を支えるエネルギーシステムの実現に向けて」(第3版)(日本語)
前半:まえがきおよび1-4章
後半:5-8章および付録

Proposal「Toward Realizing Energy Systems to Support Society 5.0」(Ver.3)(英語)

発表スライド
(1)「活動方針の概要と提言書概要
吉村 忍  東京大学 副学長・大学院工学系研究科 教授・日立東大ラボ長
(2)「コロナ禍を踏まえた環境・エネルギーのグローバル動向
森田 歩  日立製作所 研究開発グループ テクノロジーイノベーション統括本部 副統括本部長
(3)「2050年カーボンニュートラルに向けた社会技術シナリオ
城山 英明 東京大学 未来ビジョン研究センター 副センター長・公共政策大学院 教授・大学院法学政治学研究科 教授
鈴木 朋子 日立製作所 研究開発グループ 技師長
(4)「電力基幹システムの課題と2030年に向けたアクション
横山 明彦 東京大学 大学院工学系研究科 教授
渡辺 雅浩 日立製作所 研究開発グループ エネルギーイノベーションセンタ 主管研究員
(5)「持続可能な地域社会に向けたエネルギーの協調メカニズム
荻本 和彦 東京大学 生産技術研究所 特任教授
伊藤 智道 日立製作所 研究開発グループ エネルギーイノベーションセンタ 研究主幹
(6)「カーボンニュートラルにおける社会経済的課題と構造転換
大橋 弘 東京大学 公共政策大学院 院長
小野田 学 日立製作所 エネルギー業務統括本部 経営戦略本部 主任

フォーラムに関するご質問・お問合せ先

日立東大ラボ エネルギー・プロジェクト事務局:
20210118forum [at] ht-lab.ducr.u-tokyo.ac.jp

開催概要
 日立東大ラボ・産学協創フォーラム
「Society 5.0を支えるエネルギーシステムの実現に向けて」(第3回)
~2050年カーボンニュートラルに向けた
エネルギーシステムおよび社会技術シナリオの構築による価値創造~

【日時】2021年1月18日(月) 13:00 – 17:30
【開催方法】オンライン
【主催】日立東大ラボ
【言語】日本語
【趣旨】

東京大学と日立製作所は、人類に豊かさをもたらす「Society 5.0」の実現に向けたビジョンを創生して、イノベーションを創造するため、「産学協創」の新たなスキームの下、2016 年 6 月 20 日、東京大学内に「日立東大ラボ」を設置した。活動分野の一つとして、エネルギー分野を対象に、将来のエネルギーシステム像、および、その実現に必要となる政策・制度的シナリオと評価プラットフォームの重要性を検討し、過去2回の提言書発行と公開討論を通じて活動内容を共有してきた。今年度は、カーボンニュートラルの実現に向けた取り組みが世界的に加速する中、日本も政策目標として表明したこの課題を、「2050 年のめざす姿への具体的な取り組みとしての社会技術シナリオ」を検討している。また、「シナリオの技術的・経済的な観点での妥当性評価に加えて、政策・制度やエネルギーが人々の暮らしにもたらす価値観」について議論している。今般、上記の環境・エネルギー分野の検討結果を提言書第三版としてまとめた。本フォーラムでは、その内容を紹介するとともに、様々な関係者との議論を通じて問題意識を共有する。

プログラム  フライヤー(PDF)

※プログラムは、予告なく変更される場合がございます。
ファシリテータ
吉村 忍 東京大学 副学長・大学院工学系研究科 教授・日立東大ラボ長
松岡 秀行 日立製作所 研究開発グループ 基礎研究センタ 主管研究長

13:00-13:10<開会挨拶>
五神 真  東京大学 総長
中西 宏明 日立製作所 取締役会長 執行役

<日立東大ラボからの報告>
13:10-13:50【昨今の環境・エネルギーにおける変化とカーボンニュートラルに向けた長期的対応】
(1)「活動方針の概要と提言書概要」
吉村 忍  東京大学 副学長・大学院工学系研究科 教授・日立東大ラボ長
「コロナ禍を踏まえた環境・エネルギーのグローバル動向」
森田 歩  日立製作所 研究開発グループ テクノロジーイノベーション統括本部 副統括本部長
(2)「2050年カーボンニュートラルに向けた社会技術シナリオ」
城山 英明 東京大学 未来ビジョン研究センター 副センター長・公共政策大学院 教授・大学院法学政治学研究科 教授
鈴木 朋子 日立製作所 研究開発グループ 技師長

13:50-14:00 休憩

14:00-15:15【電力・エネルギーシステムの方向性~2050年からのバックキャスティング~】
(1) 「電力基幹システムの課題と2030年に向けたアクション」
横山 明彦 東京大学 大学院工学系研究科 教授
渡辺 雅浩 日立製作所 研究開発グループ エネルギーイノベーションセンタ 主管研究員
(2) 「持続可能な地域社会に向けたエネルギーの協調メカニズム」
荻本 和彦 東京大学 生産技術研究所 特任教授
伊藤 智道 日立製作所 研究開発グループ エネルギーイノベーションセンタ 研究主幹
(3) 「カーボンニュートラルにおける社会経済的課題と構造転換」
大橋 弘 東京大学 公共政策大学院 院長
小野田 学 日立製作所 エネルギー業務統括本部 経営戦略本部 主任

15:15-15:35 休憩・質問の受付

<パネルディスカッション>
15:35-16:25 第一部:「2050年カーボンニュートラル社会を見据えた挑戦」
気候変動問題は世界の共通認識・課題となり、2020年カーボンニュートラル化を宣言する国々が多数登場した。2050年のカーボンニュートラルを実現するためには、電力・運輸・産業・ビル/住宅など、全ての分野で脱炭素化を推進する取り組みが必要であり、技術的にも、政策・制度面でも大きなチャレンジである。エネルギーの価値「3E+S」のバランスが変わってきたとも言える。こうした状況の変化において、我々はどのような社会をめざすべきか。実現のための課題は何か。それらをどのように解決すべきか。これらについて、グローバルな視点・国際関係を含めて議論する。

モデレータ:
吉村 忍  東京大学 副学長・大学院工学系研究科 教授・日立東大ラボ長
楠見 尚弘  日立製作所 研究開発グループ エネルギーイノベーションセンタ センタ長
パネリスト(敬称略):
岡本 浩  東京電力パワーグリッド(株) 取締役副社長
荻本 和彦  東京大学 生産技術研究所 特任教授
関谷 毅史  環境省 地球環境局 総務課長
森本 将史  資源エネルギー庁 電力・ガス事業部 電力供給室 室長
山地 徹  清水建設(株) 代表取締役副社長 副社長執行役員
山田 竜也  日立製作所 エネルギー業務統括本部 経営戦略本部 担当本部長

16:25-16:30 休憩

16:30-17:20 第二部:「Society 5.0 のエネルギーシステムと新たな価値」
Society 5.0は、サイバー空間(仮想空間)とフィジカル空間(現実空間)を高度に融合させたシステムによって、経済発展と社会課題の解決を両立する人間中心社会である。そこではデータが重要な役割を果たし、データドリブンによって様々な価値が提供される。エネルギーシステムについても同様であり、ここではネットゼロへの移行をより広い社会的コンテクストから捉えながら、その将来像と乗り越えるべき課題について検討する。特に、(1)都市における人々の生活の変容やデータに基づく市民参加のあり方、(2)金融、サプライチェーンにおける脱炭素化と産業構造の変革、(3)エネルギーにかかわる社会的合意や意思決定のあり方などに注目しながら、将来のエネルギーシステムに求められる新たな価値について議論する。

モデレータ:
城山 英明 東京大学 未来ビジョン研究センター 副センター長・公共政策大学院 教授・大学院法学政治学研究科 教授
鈴木 朋子 日立製作所 研究開発グループ 技師長
パネリスト(敬称略):
木南 陽介 (株)レノバ 代表取締役社長 CEO
高瀬 香絵 (一社)CDP Worldwide-Japan シニアマネージャー
松本 幹雄 日産自動車(株) 総合研究所 EVシステム研究所 エキスパートリーダー
吉村 有司 東京大学 先端科学技術研究センター 特任准教授

17:20-17:30<閉会挨拶>
藤井 輝夫 東京大学 理事・副学長
鈴木 教洋 日立製作所 執行役常務 CTO 兼 研究開発グループ長