日立東大ラボ・産学協創フォーラム
「第 7 回 Society5.0 を支えるエネルギーシステムの実現に向けて」
【開催概要】
日時:2025年1月10日(金) 13:30~16:20
会場:ハイブリット開催(本会場:伊藤国際学術研究センター謝恩ホール、zoom オンライン)
交通アクセス:https://www.u-tokyo.ac.jp/adm/iirc/ja/access.html
主催:日立東大ラボ
【参加お申込みフォーム】
現地参加登録
https://form.qooker.jp/Q/auto/ja/2025forumonsite/htlab/
オンライン参加登録
https://form.qooker.jp/Q/auto/ja/2025forumonline/htlab/
■開催趣旨
日立東大ラボでは、2018 年から提言「Society5.0 を支えるエネルギーシステムの実現に向けて」を第 6 版まで発刊し、2050 年からのバックキャストによるエネルギー需給シミュレーションを起点に据えて、カーボンニュートラル(CN)を実現する過程において、バックキャストとフォアキャストのギャップ克服の対策、2030 年に実現可能なエネルギー協調の定量的試算、および国際連携を含むエネルギートランジションシナリオについて、提言を重ねてきた。これまでの活動期間内に日本を取り巻く情勢は刻々と変化を続けており、地震や台風といった災害に対するレジリエンス対応、国際情勢に伴う燃油価格高騰のエネルギー需給に対する考察、データセンターをはじめとする ICT 分野のエネルギー需要増大への対応などを発信した。
第 7 回産学協創フォーラムでは、日立東大ラボで提言している「統合的トランジション」について、電力システムをはじめとするカーボンニュートラル実現に欠かせない社会システムへの推進のために、具体的事例や配慮などを交えて日立東大ラボの取り組みを紹介するとともに、議論を深める。
■プログラム
ファシリテータ
吉村 忍(東京大学特任教授)、吉本 尚起(日立製作所 主管研究員)
1. 開会挨拶
藤井 輝夫(東京大学 総長)、東原 敏昭(日立製作所 取締役会長 代表執行役)
2. 日立東大ラボの活動と提言書第7版の概要
楠見 尚弘(日立製作所 研究開発グループ サステナビリティ研究統括本部長)、
吉村 忍(東京大学大学院新領域創成科学研究科 特任教授)
3. -パネルディスカッション- 統合的トランジションに向けた取組と成長戦略
セッション1 「統合的トランジション」の推進
-カーボンニュートラルに関わる広範な変化にどう立ち向かうか-
カーボンニュートラルに向けて、エネルギートランジションを基幹に据えつつ、どのような分野との統合化を図るのが良いか、ディスカッションを通じて社会への広範な変化の対応策を議論する。
モデレーター:coming soon
政府 GX 政策関係者、国連関係者(国連大学、国連国際労働機関)、コンサルティング関係者、
杉山昌広 東京大学教授、鈴木朋子 日立製作所技師長
セッション2 「エネルギートランジション」
-2017-2024:効果的な政策レビューとデジタル技術-
日立東大ラボでは、開設当初から電力システムのデータ共有とレビューメカニズムの導入を提言してきた。第 5 次電力システム改革が完了した状況下で、エネルギーシステムのトランジションを統合的に進めるために、いかにデータを活用していくか、さまざまな関係者と議論する。
モデレーター:東京大学 大学院工学系研究科 教授 小宮山 涼一
パネリスト:coming soon
資源エネルギー庁関係者、環境経済学関係者、環境プラットフォーム事業関係者、エネルギー需要家
大橋弘 東京大学副学長、伊藤智道 日立製作所研究主幹
4.閉会挨拶
西澤 格(日立製作所 執行役常務 CTO)、出口 敦(東京大学 執行役・副学長、日立東大ラボ長)
■ 研究交流の場 16:20-17:00(本会場のみ)
提言書第 7 版策定に当たり、日立東大ラボでの検討結果をパネル展示いたします。研究交流の場としてご活用頂きたく存じます。