日立東大ラボ・産学協創フォーラム 「第5回 Society 5.0を支えるエネルギーシステムの実現に向けて」の英語版資料を公開しました。
日立東大ラボ・産学協創フォーラム 「第5回 Society 5.0を支えるエネルギーシステムの実現に向けて」の英語版資料を公開しました。
提言書「Society 5.0を支えるエネルギーシステムの実現に向けて」(第5版)(日本語版)を下記ページにて公開いたしました。
日立東大ラボではこれまで、2050年からのバックキャストによる各ドメインのトランジションシナリオを起点に据え、カーボンニュートラル(CN)を実現する過程における調整力と安定電源の必要性および、電化困難な分野のイノベーションと、これらを実現するための産業界のトランジションに向けた制度・政策について述べてきました。
一方で、ロシアによるウクライナ侵攻などの激変する国際情勢は資源価格や電力価格の高騰、電力需給ひっ迫や物価高騰といった社会の混乱を引き起こしており、エネルギーや経済安全保障も視野に入れた「S+3E」の堅持とCNとの両立が必要です。
今回の産学協創フォーラムでは、これまでの日立東大ラボの活動を振り返りながら、Society 5.0の実現がエネルギー分野にどのような影響を及ぼすか考え、エネルギートランジションシナリオを策定し、CN社会の実現に向けたインサイトをまとめます。また、エネルギーシステムについて定量的に分析するとともに、複雑に交錯する課題を包括的に分析・評価して解決を進めるためのエネルギーシステムの実現について議論を深めます。
日立東大ラボ エネルギー・フォーラム事務局:
20230125forum [at] ht-lab.ducr.u-tokyo.ac.jp
提言書「Society 5.0を支えるエネルギーシステムの実現に向けて」(第5版)
提言書「Society 5.0を支えるエネルギーシステムの実現に向けて」(第5版)(日本語)
Proposal “Toward Realizing Energy Systems to Support Society 5.0″(Ver.5) (Eng.)
1. 開会挨拶(13分58秒)【YouTube】
2. ビデオメッセージ(19分29秒)【YouTube】
3. 日立東大ラボの取組みと提言概要(14分16秒)【YouTube】
4. 日立東大ラボからの報告
第1部 エネルギートランジション(25分08秒)【YouTube】
第2部 Society 5.0を支えるエネルギーシステム(53分39秒)【YouTube】
第3部 デジタルで導くエネルギー・社会のイノベーション(39分05秒)【YouTube】
5. パネルディスカッション(1時間5分17秒)【YouTube】
6. 閉会挨拶(10分05秒)【YouTube】
報告資料は本ページ内プログラムの各タイトルからご覧いただけます。
日立東大ラボ・産学協創フォーラム
「第5回 Society 5.0を支えるエネルギーシステムの実現に向けて」
【日時】2023年1月25日(水)13:00~17:10 ポスターセッション 17:20~18:10
【会場】安田講堂 大講堂(東京大学本郷キャンパス)(東京都文京区本郷7-3-1)/オンライン
【交通アクセス】https://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_00_01_j.html
【主催】日立東大ラボ
【言語】日本語
※プログラムは、予告なく変更される場合がございます。
藤井 輝夫(東京大学 総長)
東原 敏昭(日立製作所 取締役会長 代表執行役)
Professor Mary Ryan
(Vice-Provost (Research and Enterprise), Imperial College London)
吉村 忍(東京大学 副学長・日立東大ラボ長)
地政学的危機とトランジションのパスウェイ:変動するランドスケープと地域からの視座
城山 英明(東京大学 法学政治学研究科 教授)
鈴木 朋子 (日立製作所 研究開発グループ 技師長)
カーボンニュートラル社会に向けたエネルギー基幹システムの S+3E
横山 明彦(東京大学 名誉教授)
地域リソースの協調でエネルギー安定供給に応えるエネルギー協調制御プラットフォーム
荻本 和彦(東京大学 生産技術研究所 特任教授)
伊藤 智道(日立製作所 脱炭素エネルギーイノベーションセンタ 研究主幹)
2050 年カーボンニュートラルを想定したエネルギーシミュレーション
小宮山 涼一 (東京大学 工学系研究科 教授)
カーボンニュートラルをめざす都市とエネルギーの連携シミュレーション
吉本 尚起(日立製作所 脱炭素エネルギーイノベーションセンタ 主任研究員)
持続可能な社会・産業を実現するカーボンニュートラルに向けたエネルギー政策
大橋 弘(東京大学 副学長)
———————-休憩(15:35~15:55)———————-
データ利活用で導くエネルギー・地域イノベーションによる価値創造
カーボンニュートラルトランジションにはエネルギーS+3E を前提としたデータ利活用によるマネジメント、シミュレーション等の予見性が重要である。また、エネルギー需要家のデータをはじめとする地域社会のデータ利活用は、温室効果ガスサプライチェーン排出量 Scope3 の算定はもとより、地域の価値創造に大きな影響を与える。本パネルディスカッションではデータ利活用によるエネルギーや地域社会のイノベーションを通じた価値創造について議論する。
ファシリテータ:
吉村 忍(東京大学 副学長・日立東大ラボ長)
鈴木 朋子(日立製作所 研究開発グループ 技師長)
パネリスト(五十音順):
穴井 徳成様(東京電力ホールディングス株式会社 経営企画ユニット 系統広域連系推進室長)
井上 裕司様(株式会社トクヤマ 経営企画本部 カーボンニュートラル戦略室長)
小川 要様(資源エネルギー庁 電力・ガス事業部 電力基盤整備課長)
本島 靖様(会津若松市役所 企画政策部副参事 兼 企画調整課スマートシティ推進室長)
吉高 まり様(三菱 UFJ リサーチ&コンサルティング株式会社 フェロー)
大橋 弘(東京大学 副学長)
相原 博昭(東京大学 理事・副学長)
鈴木 教洋(日立製作所 執行役常務 CTO 兼 研究開発グループ長)
これまでの検討内容を直接参加者と議論するポスターセッションを設けました。
本会場・オンラインとも設定ございますので、是非お立ち寄りいただきたくお願いします。
本会場:安田講堂・3階回廊/オンライン
提言書「Toward Realizing Energy Systems to Support Society 5.0」(Ver.4)(英語版)を下記ページにて公開いたしました。
提言書「Society 5.0を支えるエネルギーシステムの実現に向けて」(第4版)(日本語版)を下記ページにて公開いたしました。
https://www.ht-lab.ducr.u-tokyo.ac.jp/news032/
英語版は後日公開の予定です。
2021年12月1日に開催した日立東大ラボ・産学協創フォーラム「『第4回 Society 5.0を支えるエネルギーシステムの実現に向けて』 全員参加で考える持続可能なカーボンニュートラル社会の実現」の模様を収録した動画および報告スライドを下記ページで公開しました。
https://www.ht-lab.ducr.u-tokyo.ac.jp/2021/12/01/news032/
動画は2022年5月末までの限定公開の予定です。
このたび、日立東大ラボではエネルギー・プロジェクトの活動を「カーボンニュートラル社会へのシナリオ」としてまとめました。電力システムの「評価シミュレーション」、身の回りの機器を活用した「協調制御プラットフォーム」、消費活動の変化を促す「CO2の見える化」についてご紹介しております。
【日立東大ラボ エネルギー・プロジェクト カーボンニュートラル社会へのシナリオ】
日立東大ラボでは、これまで提言「Society 5.0を支えるエネルギーシステムの実現に向けて」を第3版まで発刊し、全国に拡張する基幹エネルギーシステムと地域の分散エネルギーリソースの協調メカニズムの必要性と、協調メカニズムを支えるためのオープンなデータ公開と検証可能なプラットフォームの必要性、さらにカーボンニュートラル社会の実現には従来のエネルギーセクター中心の施策に留まらない社会全体の参画が不可避であることを述べてきました。世界規模で進むカーボンニュートラル社会の挑戦は、地球温暖化を抑制した持続可能でレジリエントな社会を構築するとともに、エネルギー転換に伴う社会負担や産業国際競争力の堅持、豊かな生活水準の構築といった将来の日本の国家像に大きな影響を与えます。第4回の産学協創フォーラムでは、2050年のカーボンニュートラル社会の実現に向けたエネルギーシステムについて定量的に分析し、バックキャスティングに基づいた制度・政策の検証とエネルギーコストの社会負担について掘り下げます。また、エネルギー転換が地域社会や生活に対してどのような変化を与えるのか、具体的な事例を示すとともに、複雑に交錯する課題を包括的に分析・評価して解決の議論を進めるための社会評価システムについて議論を深めます。
本フォーラムは終了いたしました。
多数の皆さまのご視聴をいただき、どうもありがとうございました。
報告資料は本ページ内プログラムの各タイトルからご覧いただけます。
提言書「Society 5.0を支えるエネルギーシステムの実現に向けて」(第4版)(日本語)
提言書「Society 5.0を支えるエネルギーシステムの実現に向けて」(第4版)(日本語)
Proposal「Toward Realizing Energy Systems to Support Society 5.0」(Ver.4)(英語)
フォーラム・リーフレット
[PDF]
フォーラムに関するご質問・お問合せ先
日立東大ラボ エネルギー・フォーラム事務局:
20211201forum [at] ht-lab.ducr.u-tokyo.ac.jp
開催概要
日立東大ラボ・産学協創フォーラム
「第4回 Society 5.0を支えるエネルギーシステムの実現に向けて」
全員参加で考える持続可能なカーボンニュートラル社会の実現
【日時】2021年12月1日(水)13:00 – 17:55
【開催方法】オンライン
【主催】日立東大ラボ
プログラム フライヤー(PDF)
※プログラムは、予告なく変更される場合がございます。
ファシリテータ
吉村 忍(東京大学 副学長・日立東大ラボ長)
松岡 秀行(日立製作所 研究開発グループ 基礎研究センタ 主管研究長・日立東大ラボ長)
1. 開会挨拶
藤井 輝夫(東京大学 総長)
東原 敏昭(日立製作所 代表執行役 執行役会長兼CEO)
2. 基調講演
「グローバル・コモンズの責任ある管理とエネルギーシステム」
石井 菜穂子(東京大学 理事・未来ビジョン研究センター 教授)
「Achieving a net zero economy in Japan and across the world」
Lord J. Adair Turner(Chairman, Energy Transitions Commission)
3. カーボンニュートラル社会への日立東大ラボの取組みと提言概要
吉村 忍(東京大学 副学長)
鈴木 朋子(日立製作所 研究開発グループ 技師長)
4. 日立東大ラボからの報告
カーボンニュートラル社会のエネルギーシステム
「カーボンニュートラル社会に向けたエネルギー基幹システムのS+3E」
横山 明彦(東京大学 大学院工学系研究科 教授)
「カーボンニュートラル社会におけるエネルギー基幹システムの技術イノベーション」
小野田 学(日立製作所 エネルギー業務統括本部 経営戦略本部 主任)
「持続可能な社会・産業とカーボンニュートラルを協調させる制度・政策」
大橋 弘(東京大学 公共政策大学院 教授 院長・大学院経済学研究科 教授)
自分ごとで考えるカーボンニュートラル社会:めざす市民生活・社会変革の方向性
「2050年への公正な社会技術転換のためのトランジション・シナリオ」
城山 英明(東京大学 大学院法学政治学研究科 教授)
「エネルギーデジタル化で実現する持続可能な地域社会」
荻本 和彦(東京大学 生産技術研究所 特任教授)
「持続可能な社会に求められる循環型社会」
伊藤 智道(日立製作所 研究開発グループ 脱炭素エネルギーイノベーションセンタ
環境システム研究部 研究主幹)
<休憩>
5. パネルディスカッション
第一部:「2050年カーボンニュートラル社会に向けた日本の国際的役割」
カーボンニュートラル社会の実現には、社会全体が取り組むためのシステム構築と、さまざまな協調が必要となる。2050年カーボンニュートラル社会は日本だけがゴールするわけではなく、世界全体で推し進めることが重要となる。カーボンニュートラル社会の実現のために日本が果たすべき国際的役割は何か、またその推進のためのイノベーションや人材育成はどうあるべきか、議論を深めたい。
モデレータ:
吉村 忍(東京大学 副学長)
馬場 淳史(日立製作所 脱炭素エネルギーイノベーションセンタ センタ長)
パネリスト(敬称略):
小川 要(資源エネルギー庁 電力・ガス事業部 電力基盤整備課長 )
奥田 久栄(株式会社JERA 取締役副社長執行役員 経営企画本部長 )
西山 大輔(株式会社三菱UFJ銀行 サステナブルビジネス部長)
髙村 ゆかり(東京大学 未来ビジョン研究センター 教授
楠見 尚弘(日立ヨーロッパ リサーチディレクター)
第二部:「カーボンニュートラル社会へのトランジションと産業・エネルギー・地域の挑戦」
2021年は国際的な気候変動への取り組み、そして日本政府のカーボンニュートラル目標の発表を背景として、日本の産業における脱炭素化への動きが大きく加速した一年であった。本セッションでは、日立東大ラボで検討を進める「トランジション・シナリオ」における知見をもとに、主要なドメインにおけるリーダーをお招きし、カーボンニュートラル社会への転換の中でいかなる課題が生じており、それをどのようにして乗り越え、機会とすることができるかについて議論する。
モデレータ:
城山 英明(東京大学 大学院法学政治学研究科 教授)
鈴木 朋子(日立製作所 研究開発グループ 技師長)
パネリスト(敬称略):
平田 禎治(日産自動車株式会社 常務執行役員 車両生産技術開発本部)
小野 透(日鉄総研株式会社 常務取締役)
森 真樹 (ローカルエナジー株式会社 専務取締役
江守 正多(国立環境研究所 地球システム領域 副領域長)
6. 閉会挨拶
鈴木 教洋(日立製作所 執行役常務 CTO)
相原 博昭(東京大学 理事・副学長)
提言書「Toward Realizing Energy Systems to Support Society 5.0」(Ver. 3)(英語版)を下記ページにて公開いたしました。
「日立評論」2021 vol.103 No.2に、2021年1月18日に開催いたしました日立東大ラボ・産学協創フォーラム「『Society 5.0を支えるエネルギーシステムの実現に向けて』(第3回)~2050年カーボンニュートラルに向けたエネルギーシステムおよび社会技術シナリオの構築による価値創造~」の紹介記事が掲載されました。
「日立評論」2021 vol.103 No.2
https://www.hitachihyoron.com/jp/archive/2020s/2021/02/index.html
COVER STORY:Activities 2
日立東大ラボ 産学協創フォーラム 第3回
Society 5.0を支えるエネルギーシステムの実現に向けて
2050年カーボンニュートラルに向けたエネルギーシステムおよび社会技術シナリオの構築による価値創造
https://www.hitachihyoron.com/jp/archive/2020s/2021/02/activities2/index.html