吉村 有司

愛知県生まれ、建築家。2001年よりスペインに渡る。ポンペウ・ファブラ大学情報通信工学部博士課程修了(Ph.D. in Computer Science)。バルセロナ都市生態学庁、カタルーニャ先進交通センター、マサチューセッツ工科大学研究員などを経て2019年より現職。ルーヴル美術館アドバイザー、バルセロナ市役所情報局アドバイザー。主なプロジェクトに、バルセロナ市グラシア地区歩行者計画、バルセロナ市バス路線変更計画、Bluetoothセンサーを用いたルーヴル美術館来館者調査、クレジットカード情報を用いた歩行者回遊分析手法の開発、機械の眼から見た建築デザインの分類手法の提案など、人工知能(AI)やビッグデータを用いた建築・都市計画・まちづくりの分野に従事。

羽多野 一磨

2006年に京都大学大学院情報学研究科社会情報学専攻 修士課程を修了し、同年総務省に入省。総務省では、電波政策や放送技術政策などの情報通信技術政策に主に従事。2024年4月より現職。

濱田 健夫

2015年、東京工業大学大学院総合理工学研究科 物理情報システム専攻 修了、博士(工学)。豊橋技科大博士研究員、東大助教、東大特任講師を経て、2023年より現職。異能(Inno)vationプログラム異能β認定。専門はヒューマンコンピュータインタラクションで、認知科学や社会心理学の知見を取り入れた、運動支援やヘルスケアでの行動変容に関する研究に取り組んでいる。

古井 祐司

東京大学大学院医学系研究科修了、医学博士(2000年取得)。専門は予防医学、社会保障政策。東京大学医学部附属病院特任助教などを経て、2017年自治医科大学客員教授就任。2018年より東京大学未来ビジョン研究センター特任教授を兼務。2015年からは政府の経済財政諮問会議専門委員として骨太方針の策定過程にも関わる。30代で創業したヘルスケアベンチャーでの企業経営を通じて人的資本投資の重要性を認識する。

伊藤 伸

日本経済新聞記者を経て、2001年農工大ティー・エル・オー株式会社設立とともに代表取締役社長就任。2013年に東京農工大学大学院工学府産業技術専攻教授。2022年より現職。
2002年に筑波大学大学院経営・政策科学研究科修了、修士(経営学)。2021年東京大学大学院工学系研究科修了、博士(学術)。イノベーションとマネジメントに関して国内新聞に50本を超えるコラムを執筆。

樋口 亜津子

2011年九州大学大学院人間環境学府都市共生デザイン専攻修士課程修了。森ビル株式会社、株式会社日建設計にて都市開発事業に従事。(公財)都市づくりパブリックデザインセンターにて都市景観大賞や都市デザインコンペなどの企画・運営を行う。2023年11月より現職。

清家 大嗣

2023年東京大学大学院学際情報学府より博士(学際情報学)の学位取得。2022年4月から2023年7月一橋大学ソーシャル・データサイエンス学部・研究科の立ち上げと運営に助教として従事。2023年10月より現職。専門は、ブロックチェーンを用いた分散システムの分析(モデル化)と応用(分散型ID、AIモデルの正統性検証など)。

葛 杭麗

2019年東京大学にて博士号(学際情報学)を取得し、その後、助教授を経て、現在は東京大学特任講師に至る。研究テーマは、ユビキタス コンピューティング、IoT、AI、特にスマート ビルディング、アーバンモビリティ、インテリジェント交通システムなど。

横窪 安奈

2019年、お茶の水女子大学大学院人間文化創成科学研究科 理学専攻 単位取得退学、博士(理学)。大手精密機器メーカーにて研究開発、Turku University of Applied Sciences(フィンランド)客員研究員、青山学院大学理工学部情報テクノロジー学科助手、助教を経て2023年より現職。専門はHCI(ヒューマンコンピュータインタラクション)・EC(エンタテインメントコンピューティング)・情報デザイン・スキルサイエンス等。

越塚 登

1994年、東大院 理学系研究科修了(情報科学専攻)、博士(理学)。東工大助手、東大助教授・准教授を経て、2009年より現職。一般社団法人データ社会推進協議会会長、一般社団法人スマートシティ社会実装コンソーシアム、JEITA Green x Digitalコンソーシアム座長、気象ビジネス推進コンソーシアム会長など、さまざまな領域の研究を主導する。コンピューターサイエンスを軸に、近年はIoTやデータ基盤、スマートシティなどの研究に取り組んでいる。